2013/11/03

Windows2008R2をNTPサーバとしても使うように設定した際のメモ

前提
・OSはWindows2008R2(Windows7でもOK)
・ADには参加しない(WORKGROUP)
・1台をNTPサーバとし、他はそのサーバの時刻で同期する
・その1台は時刻を定期的に外部と同期できなければならない
 (ベースとする時刻が保証できないと判断され、適切に動作してくれない)
・画像はWindows7のものだが、Windows2008R2でも違いは無い

手順
グループポリシーを開く
Win+R から以下を実行する
gpedit.msc
コンピュータの構成
 - 管理用テンプレート
  - システム
   - Windowsタイムサービス
    - タイムプロバイダー
を選択する。


「Windows NTP サーバーを有効にする」をダブルクリックし、「有効」を選択してOKを押す。


コンピュータの構成
 - 管理用テンプレート
  - システム
   - Windowsタイムサービス
を選択する。(一段階上に戻るイメージ)

グローバル構成設定をダブルクリックし、「有効」を選択する。
オプションの「AnnounceFlags」を10に変更し、OKを押す。
※参考:Windows2008R2で作業した時は5になっていた。Windows7では10になっていた。



サービスを開き、Windows Time(サービス名:W32Time)を自動(遅延開始)に設定する。


ファイアウォールを開き、UDPのポート番号123を受信の規則で追加し、通れるようにする。



OSを再起動する。

サーバ側はこれで完了。

クライアントはタスクバーの時計をクリックして「日付と時刻の設定の変更」を押す。
インターネット時刻タブを選択し、設定の変更ボタンを押す。
サーバの情報を入力し、今すぐ更新を押す。


※たまに一回目で失敗することがあった。再度更新を押したら成功した。設定した数日後に、正しく動作しているか確認することをおすすめする。


参考
http://blog.syo-ko.com/?eid=1050